ファイル サーバー リソース マネージャーで使用できるコマンドおよびそのオプションについて その45

スポンサーリンク

ファイル サーバー リソース マネージャー (FSRM) は、Windows Server 2003 R2から標準搭載された機能です。

FSRMを使用することで、ディスク ボリュームやフォルダに対して、クォータの設定を実施したり、特定種類のファイルの保存を禁止 (ファイル スクリーン) 、加えて、ディスク ボリュームやフォルダの使用状況といった記憶域に関するレポートの生成が可能となります。

これらの機能は、GUI上から設定することが可能ですが、コマンド ラインから実行することも可能です。

ここでは、Filescrn Template Modifyについて纏めました (Windows Server 2008 R2 SP1上で確認、本記事以外のコマンドおよびサブコマンドについては、「ファイル サーバー リソース マネージャーで使用できるコマンドおよびそのオプションについて その1」、Filescrn Templateコマンドにおける他のパラメーターについては、「ファイル サーバー リソース マネージャーで使用できるコマンドおよびそのオプションについて その42」を参照)。

■説明

既存のファイル スクリーン テンプレートを変更します。

■構文

Filescrn Template Modify /Template:テンプレート名
     [/New-Template:新しいテンプレート]
     [/SourceTemplate:テンプレート] [/Type:{Active|Passive}]
     [/Add-Filegroup:追加ファイル グループ]
     [/Delete-Filegroup:削除ファイル グループ]
     [/Add-Notification:通知の種類,構成ファイル]
     [/Delete-Notification:通知の種類]
     [/Modify-Notification:通知の種類,構成ファイル]
     [/Apply:{None|All|Matching}]
     [/Remote:コンピューター]    

■パラメーター

パラメーター説明
/Template:テンプレート名指定した名前のテンプレートを変更します。
/New-Template:新しいテンプレートテンプレート名を、新しいテンプレートの名前に変更します。
/SourceTemplate:テンプレートテンプレートからファイル スクリーンを構成します。
/Type:{Active|Passive}ファイル スクリーンにアクティブまたはパッシブを指定します。
     Active  – ユーザーは承認されていないファイルを保存できない (既定)
     Passive – ユーザーは承認されていないファイルを保存できるが、通知が発信される
/Add-Filegroup:追加ファイル グループファイル スクリーンのブロックされたファイル グループの一覧に、指定した追加ファイル グループを追加します。
このスイッチは複数回指定できます。
/Delete-Filegroup:削除ファイル グループファイル スクリーンのブロックされたファイル グループの一覧から、指定した削除ファイル グループを削除します。
このスイッチは複数回指定できます。
/Add-Notification:通知の種類,構成ファイル
/Delete-Notification:通知の種類
/Modify-Notification:通知の種類,構成ファイル
通知を追加、変更、または削除します。
このスイッチは複数回指定できます。使用するパラメーターは次のとおりです:
     通知の種類 – 次のうちの1つです:
          M – 電子メールの通知
          E – イベント ログの通知
          C – コマンド ラインの通知
          R – レポートの通知
     構成ファイル – 構成ファイルへのパス
/Apply:{None|All|Matching}テンプレートから派生したファイル スクリーンに、変更後のテンプレートを自動適用する方法を定義します。
     None     – サブフォルダーに適用しない (既定)
     All      – すべてのサブフォルダーに適用する
     Matching – 元のテンプレートに一致するクォータに適用する
/Remote:コンピューター指定されたコンピューターで操作を実行します。

構成ファイル構文を表示するには「Filescrn Notification /?」と入力してください。

■例

既存のファイル スクリーン テンプレート「Forbidden Files Template」について、ファイル スクリーンのブロックされたファイル グループの一覧に「System Files」ファイル グループを追加、「Audio and Video Files」ファイル グループを削除します。 

Filescrn Template Modify /Template:"Forbidden Files Template" /Add-Filegroup:"System Files" /Delete-Filegroup:"Audio and Video Files"

既存のファイル スクリーン テンプレート「Forbidden Files Warning Template」について、構成ファイル「email-filewarning.txt」を元にメールを通知するよう変更します。

Filescrn Template Modify /Template:"Forbidden Files Warning Template" /Modify-Notification:M,email-filewarning.txt

[参考]