Azure CLI v2.24.0/v2.24.1/v2.24.2 のリリース ノートについて

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Azure PowerShell 同様に Azure の操作がコマンドで実行可能なコマンドライン インターフェース (CLI) である Azure CLI ですが、こちらも定期的にアップデートが行われています。

以前は docs.com 上にあるリリース ノートで日本語情報も表示されていた気がしますが、英語版の内容で表示されてしまうため、v2.24.0/v2.24.1/v2.24.2 の内容についてまとめてみました。

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Azure v2.24.0 (May 25, 2021) の更新内容について (意訳)

AKS

  • az aks check-acr : “canipull” ポッドが Windows ノードでスケジュールされないよう、nodeslector linux を追加しました。
  • SDK をアップデートしました。
  • az aks create および az aks update で azure-rbac を有効化/無効化します。
  • run-command cli を追加しました。

App Config

  • ファイルからユニコード文字を含む Key-Value のインポートを許可します。

App Service

ARM

  • track2 SDK にリソースを移行しました。
  • az ts : GA した TemplateSpecs に UiFormDefinition ファイルのサポートを追加 しました (05/04)。

ARO

  • クラスター資格情報のローテーションを追加しました。

Compute

  • az sshkey create : 秘密鍵をローカル ファイル システムに保存します。

Cosmos DB

  • Cosmos DB SQL アカウントでデータ プレーン RBAC を適用するためのロールの定義とロールの割り当てを作成、および管理します。

DevTestLabs

  • az labs create environment : ARM テンプレートから環境を作成する際のエラーを修正しました。

HDInsight

  • [重大な変更] az hdinsight create : 顧客が提供しない場合、デフォルトの SKU API を用いて workernode および headnode のサイズを設定します。

IoT

  • az iot hub create : システム マネージド ID に ID 割り当ておよびロールの割り当てをサポートします。
  • az iot hub update : マネージド ID 認証済みファイルのアップロードを可能にする新しいパラメーター –file-upload-storage-identity を追加しました。
  • az iot hub identity assign : ユーザー/システム割り当てマネージド ID を IoT Hub に割り当てるための新しいコマンドです。
  • az iot hub identity show : IoT Hub の ID プロパティを表示する新しいコマンドです。
  • az iot hub identity show : IoT Hub の ID タイプを更新する新しいコマンドです。
  • az iot hub identity remove : IoT Hub からユーザー/システム割り当てマネージド ID を削除する新しいコマンドです。
  • az iot hub routing-endpoint create : 新しい –identity パラメータにより、ルーティング エンドポイントのユーザー/システム割り当て ID を選択可能です。
  • az iot hub route create : 新しいルーティング ソース タイプの DeviceConnectionStateEvents を追加しました。

Kusto

  • コマンド グループの長いサマリをアップデートしました。

Network

  • API バージョンを ‘2020-11-01’ から ‘2021-02-01’ にバンプしました。
  • 新しいコマンド グループ az network lb address-pool tunnel-interface を追加しました。
  • az network lb frontend-ip update : 新しいパラメーター –gateway-lb を追加しました。
  • az network nic ip-config update : 新しいパラメーター –gateway-lb を追加しました。
  • az network rule create/update : 新しいパラメーター –backend-pools-name を追加しました。
  • az network vnet-gateway create : 新しいパラメーター –nat-rule を追加しました。
  • 新しいコマンド グループ az network vnet-gateway nat-rule を追加しました。
  • az network vpn-connection create : 新しいパラメーター –ingress-nat-rule および –egress-nat-rule を追加しました。
  • az network vnet create : 新しいパラメーター –flowtimeout を追加しました。

Packaging

  • Python 3.9 をサポートしました。

RDBMS

  • MySQL の IOPS ロジックを変更しました。
  • プライベート DNS ゾーンの track2 移行が rdbms モジュールを破らないようにしました。

Service Fabric

  • [重大な変更] az sf cluster certification : このグループの下にあるすべてのコマンドを削除します。クラスター証明書を追加/削除するには、次のリンクの内容を参照してください
  • [重大な変更] az sf managed-service update : 非推奨パラメーター –drop-source-replica-on-move を削除しました。
  • [重大な変更] az sf managed-service create : 非推奨のパラメーター –service-dns-name、-drop-source-replica-on-move、および -instance-close-delay-duration を削除しました。
  • [重大な変更] az sf cluster : パラメーター名 –vault-resource-group を –vault-rg に変更しました。
  • az as managed-cluster and sf managed-node-type : グループをプレビューとしないように設定しました。
  • azure-mgmt-servicefabricmanagedclusters パッケージを、2021-05-01 GA API バージョンを使用する最新バージョン 1.0.0 にアップデートしました。
  • az sf managed-cluster create : パラメータ –upgrade-mode、–upgrade-cadence、および –code-version を追加しました。
  • az sf managed-node-type : パラメータ –data-disk-type、–is-stateless、および –multiple-placement-groups を追加しました。

SQL

  • az sql server create : 引数 –assign-identity のヘルプ メッセージで、連結された単語を分割するスペースを追加しました。
  • az sql server update : 引数 –assign_identity のヘルプ メッセージで、連結された単語を分割するスペースを追加しました。

Storage

  • [重大な変更] az storage share-rm delete : ターゲット ファイル共有のスナップショットがある場合にエラーを発生させ、–include を追加してターゲット ファイル共有とそのスナップショットの削除を指定しました。
  • az storage blob generate-sas : 引数 –cache-control、–content-disposition、–content-encoding、–content-language、および –content-type のヘルプ メッセージで、連結された単語を分割するためにスペースを追加しました。
  • az storage blob url : 引数 –snapshot のヘルプ メッセージで、連結された単語を分割するスペースを追加しました。
  • az storage container generate-sas : 引数 –cache-control、–content-disposition、–content-encoding、 –content-language、および –content-typeのヘルプ メッセージで、連結された単語を分割するためにスペースを追加しました。
  • storage API バージョンを 2021-04-01 にアップグレードしました。
  • デフォルト共有のアクセス権をサポートします。
  • クロス テナント オブジェクト レプリケーションをサポートします。
  • Blob インベントリが GA しました。
  • az storage share-rm list : スナップショットの一覧をサポートします。
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Azure v2.24.1 (June 01, 2021) の更新内容について (意訳)

App Service

ARM

  • Hotfix : ARM テンプレートの What-If フォーマッタでの逆シリアル化の問題を修正しました。

Compute

  • Hotfix : Azure Stack で VMSS を作成する際に Bad Request となる問題を修正しました。

IoT

  • Hotfix : IoT Hub から最後のユーザー割り当て ID を削除する際の問題を修正しました。
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Azure v2.24.2 (June 02, 2021) の更新内容について (意訳)

Container

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参考サイト

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