2017/03/13 (現地時間) に Azure PowerShell v5.5.0 がリリースされました。
- Release 5.5.0 – Azure/azure-powershell – GitHub
https://github.com/Azure/azure-powershell/releases/tag/v5.5.0-March2018
Azure PowerShell v5.5.0 について、MSI インストーラー、および PowerShell Gallery、Microsoft Web Platform (WebPI) 経由で入手、適用可能となっています。
Azure PowerShell v5.5.0 について (意訳)
PowerShell Gallery から AzureRM をインストールする場合、次のコマンドを実行します :
Install-Module -Name AzureRM -Repository PSGallery -Force
古い AzureRM のバージョンからアップデートする場合、次のコマンドを実行します :
Update-Module -Name AzureRM
このリリースにおける変更点
AzureRM.Profile
- エイリアスのインポートに関する問題を修正
- Newtonsoft.Json バージョン 10.0.3 は、バージョン 6.0.8 と並行してロードする
Azure.Storage
- Soft-Delete 機能のサポート
- Enable-AzureStorageDeleteRetentionPolicy
- Disable-AzureStorageDeleteRetentionPolicy
- Get-AzureStorageBlob
AzureRM.AnalysisServices
- エイリアスのインポートに関する問題を修正
- ファイアウォールとクエリ スケールアウト機能のサポートの追加に加え、2017-08-01 APIバージョンのサポートを追加
AzureRM.Automation
- エイリアスのインポートに関する問題を修正
AzureRM.Cdn
- エイリアスのインポートに関する問題を修正
AzureRM.CognitiveServices
- notice.txt と通知メッセージのアップデート
AzureRM.Compute
- ‘New-AzureRmVMSS’ は、詳細モードで接続文字列を出力する
- ‘New-AzureRmVmss’ 、パブリック IP アドレス、ロード バランシング ルール、インバウンド NAT ルールをサポート
- WriteAccelerator 機能
- 次のコマンドレットに WriteAccelerator スイッチ パラメーターを追加 :
- Set-AzureRmVMOSDisk
- Set-AzureRmVMDataDisk
- Add-AzureRmVMDataDisk
- Add-AzureRmVmssDataDisk
- 次のコマンドレットに OsDiskWriteAccelerator スイッチ パラメーターを追加 :
- Set-AzureRmVmssStorageProfile
- 次のコマンドレットに OsDiskWriteAccelerator Boolean パラメーターを追加 :
- Update-AzureRmVM
- Update-AzureRmVmss
- 次のコマンドレットに WriteAccelerator スイッチ パラメーターを追加 :
AzureRM.DataFactories
- 一部の暗号化操作で意味のあるエラーが発生しなかった資格情報の暗号化の問題を修正
- Data Factory 間で共有できるよう、統合ランタイムを有効化
AzureRM.DataFactoryV2
- カスタム セットアップとエディションの選択機能を有効にするために、 “Set-AzureRmDataFactoryV2IntegrationRuntime” コマンドのパラメーター、 “SetupScriptContainerSasUri” と “Edition” を追加
- 一部の暗号化操作で意味のあるエラーが発生しなかった資格情報の暗号化の問題を修正
- Data Factory 間で共有できるよう、統合ランタイムを有効化
AzureRM.HDInsight
- エイリアスのインポートに関する問題を修正
AzureRM.KeyVault
- Set-AzureRmKeyVaultAccessPolicy の例を修正
AzureRM.Network
- エイリアスのインポートに関する問題を修正
AzureRM.OperationalInsights
- エイリアスのインポートに関する問題を修正
AzureRM.RecoveryServices
- エイリアスのインポートに関する問題を修正
AzureRM.RecoveryServices.SiteRecovery
- エイリアスのインポートに関する問題を修正
AzureRM.Resources
- エイリアスのインポートに関する問題を修正
AzureRM.ServiceBus
- Queue に EnableBatchedOperations プロパティを追加
- Subscriptions に DeadLetteringOnFilterEvaluationExceptions プロパティを追加
AzureRM.ServiceFabric
- Service Fabric コマンドレットの更新
- ARM テンプレートの更新
- 失敗した操作はロールバックされない
- Add-AzureRmServiceFabricNodeType
- VM のデフォルトが managed disk
- 使用されている既存の VMSS サブネット
- すべての操作は冪等性である
- Remove-AzureRmServiceFabricNodeType は、部分的に作成された VMSS および/もしくは、クラスター ノード タイプをクリーンアップします。
- 複雑なプロパティ タイプの PSCluster オブジェクトの出力を修正
AzureRM.Sql
- エイリアスのインポートに関する問題を修正
- Get-AzureRmSqlServer、New-AzureRmSqlServer、および Remove-AzureRmSqlServer 応答について、FullyQualifiedDomainName プロパティが追加
AzureRM.Websites
- エイリアスのインポートに関する問題を修正
- New-AzureRMWebApp : ローカル git リポジトリをサポートし、WebApp を簡単に作成できるようにパラメーターを追加
前回のリリースからの変更点 : v5.4.0-February2018…v5.5.0-March2018
参考
- Azure/azure-powershell: Microsoft Azure PowerShell
https://github.com/Azure/azure-powershell - Releases – Azure/azure-powershell – GitHub
https://github.com/Azure/azure-powershell/releases - Azure PowerShell v5.0.0 がリリースされました | 焦げlog
https://kogelog.com/2017/11/09/20171109-01/ - Azure PowerShell v5.0.1 がリリースされました | 焦げlog
https://kogelog.com/2017/11/12/20171112-01/ - Azure PowerShell v5.1.1 がリリースされました | 焦げlog
https://kogelog.com/2017/12/12/20171212-01/ - Azure PowerShell v5.2.0 がリリースされました | 焦げlog
https://kogelog.com/2018/02/01/20180201-01/ - Azure PowerShell v5.3.0 がリリースされました | 焦げlog
https://kogelog.com/2018/02/14/20180214-01/ - Azure PowerShell v5.4.0 がリリースされました | 焦げlog
https://kogelog.com/2018/02/28/20180228-01/ - Azure PowerShell v5.4.1 がリリースされていました | 焦げlog
https://kogelog.com/2018/03/14/20180314-01/
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