Azure PowerShell – Az モジュール v6.4.0 がリリースされました

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2021/09/07 (現地時間) に Azure PowerShell – Az モジュール の最新版である v6.4.0 がリリースされました。

Azure PowerShell – Az モジュール v6.4.0 について、MSI インストーラー (x64)、(x86)、および PowerShell Gallery 経由で入手、適用可能となっています。

Azure PowerShell – Az モジュール v6.4.0 をインストールおよびインポート後、バージョンが v6.4.0 となっていることが確認できます。

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Az モジュール v6.4.0 について (意訳)

  • Azure PowerShell – Az モジュール v6.4.0 インストーラー (x64) : リンク
  • Azure PowerShell – Az モジュール v6.4.0 インストーラー (x86) : リンク
  • Gallery Module for Azure PowerShell : リンク

PowerShell Gallery から Az をインストールする場合、次のコマンドを実行します :

 Install-Module -Name Az -Repository PSGallery -Force 

古い Az のバージョンからアップデートする場合、次のコマンドを実行します :

 Update-Module -Name Az 

Docker イメージ

  • mcr.microsoft.com/azure-powershell:latest
  • mcr.microsoft.com/azure-powershell:ubuntu-18.04
  • mcr.microsoft.com/azure-powershell:6.4.0-ubuntu-18.04
  • mcr.microsoft.com/azure-powershell:debian-9
  • mcr.microsoft.com/azure-powershell:6.4.0-debian-9
  • mcr.microsoft.com/azure-powershell:centos-7
  • mcr.microsoft.com/azure-powershell:6.4.0-centos-7
  • mcr.microsoft.com/azure-powershell:alpine-3.10
  • mcr.microsoft.com/azure-powershell:6.4.0-alpine-3.10

リリース ノート (6.4.0 – September 2021)

Az.Accounts

  • ‘Get-AzEnvironment’ および ‘Get-AzContext’ の結果で Azure Portal への URL を修正[#15429]
  • ‘-SubscriptionId’ パラメーターを介したデフォルト サブスクリプションのオーバーライドをサポートするよう、インフラストラクチャを変更
    • Az.Aks は、それをサポートする最初のモジュール

Az.Aks

  • すべての Aks コマンドレットで ‘-Subscription’ が利用可能。コンテキストを切り替えることなく、他のサブスクリプションの Aks リソース管理が可能

Az.ApiManagement

  • 新しい ‘Sync-AzApiManagementKeyVaultSecret’  コマンドレットを追加
  • 新しい ‘New-AzApiManagementKeyVaultObject’ コマンドレットを追加
  • ‘Get-ApiManagementCache’、’New-ApiManagementCache’、’Update-ApiManagementCache’ コマンドレットに、新しいオプション [-useFromLocation] パラメーターを追加
  • ApiManagement サービスを管理する、コマンドレット New-AzApiManagement をアップデート
    • 新しい ‘Isolated’ SKU のサポートを追加
    • ‘Zone’ プロパティを用いた可用性ゾーンの管理のサポートを追加
    • ‘DisableGateway’ プロパティを用いたリージョン内のゲートウェイ無効化のサポートを追加
    • ‘MinimalControlPlaneApiVersion’ プロパティを用いてコントロール プレーンを許可する最小の API バージョンの管理のサポートを追加
  • ApiManagement サービスを管理するコマンドレット New-AzApiManagementRegion をアップデート
    • ‘Zone’ プロパティを用いて可用性ゾーンの管理のサポートを追加
    • ‘DisableGateway’ プロパティを用いたリージョン内のゲートウェイ無効化のサポートを追加
  • ApiManagement サービスを管理する、Add-AzApiManagementRegion コマンドレットをアップデート
    • ‘Zone’ プロパティを用いて可用性ゾーンの管理のサポートを追加
    • ‘DisableGateway’ プロパティを用いたリージョン内のゲートウェイ無効化のサポートを追加
  • ApiManagement サービスを管理する、Update-AzApiManagementRegion コマンドレットをアップデート
    • ‘Zone’ プロパティを用いて可用性ゾーンの管理のサポートを追加
    • ‘DisableGateway’ プロパティを用いたリージョン内のゲートウェイ無効化のサポートを追加
  • カスタム ホスト名構成を管理する、コマンドレット New-AzApiManagementCustomHostnameConfiguration をアップデート
    • KeyVault を用いたマネージド ID ユーザー割り当てクライアント ID を提供する ‘IdentityClientId’ の指定のサポートを追加

Az.Automation

  • Import-AzAutomationRunbook の入力ファイル ハンドル クローズの不具合を修正

Az.Cdn

  • ‘Get-AzCdnEndpointResourceUsage’ コマンドレットの必須パラメーター問題を修正

Az.Compute

  • ‘Set-AzVmssOSProfile’ に新しいパラメーター ‘-LinuxConfigurationPatchMode’、’-WindowsConfigurationPatchMode’、および ‘-LinuxConfigurationProvisionVMAgent’ を追加
  • SSH を用いた VM を作成するため、 ‘New-AzVM’ に新しいパラメーター ‘-SshKeyName’ と ‘-GenerateSshKey’ を追加
  • Linux の ‘Add-AzVHD’ で特定の宛先 URI のアップロードが失敗する不具合を修正
  • 復元ポイントと復元ポイントコレクションの新しいコマンドレットを追加 :
    • ‘New-AzRestorePoint’
    • ‘New-AzRestorePointCollection’
    • ‘Get-AzRestorePoint’
    • ‘Get-AzRestorePointCollection’
    • ‘Update-AzRestorePointCollection’
    • ‘Remove-AzRestorePoint’
    • ‘Remove-AzRestorePointCollection’
  • スポット復元ポリシーを有効にするため、’New-AzVMSSConfig’ に新しいパラメーター ‘-EnableSpotRestore’ および ‘-SpotRestoreTimeout’ を追加
  • 新しいコマンドレットを追加
    • ‘Update-AzCapacityReservationGroup’
    • ‘Update-AzCapacityReservation’

Az.CosmosDB

  • 削除されたデータベース アカウントの復元が失敗する不具合を修正

Az.DataFactory

  • VNet リソース ID ではなくサブネット リソース ID に対する VNet インジェクションの RBAC チェックをサポートするため、’Set-AzDataFactoryV2IntegrationRuntime’ コマンドレットに subnetId 引数を追加
  • 仮想ネットワークに参加す るAzure Data Factory の SSIS 統合ランタイムのアウトバウンド ネットワーク依存関係のリストを提供するため、’Get-AzDataFactoryV2IntegrationRuntimeOutboundNetworkDependenciesEndpoint’ コマンドレットを追加
  • Data Factory に PublicNetworkAccess を追加
  • ADF .Net SDK バージョン 4.23.0 にアップデート

Az.KeyVault

  • KeyVault に EC キーの追加をサポート [#15699]

Az.Migrate

  • ソース ディスク内の重複したディスク UUID をサポート
  • AVSet の同じ VNet 内のサブネットをサポート
  • 同ーサイト内の複数の Vcenter で runAsAccount フェッチをサポート

Az.Network

  • IP ベースのロード バランサー バックエンド アドレス プールの ‘Subnet’ プロパティを追加する、コマンドレットをアップデート
    • ‘New-AzLoadBalancerBackendAddressConfig’
  • バックエンド プール関連操作用の ‘TunnelInterface’ プロパティを追加する、コマンドレットをアップデート
    • ‘New-AzLoadBalancerBackendAddressPool’
    • ‘Set-AzLoadBalancerBackendAddressPool’

Az.RecoveryServices

  • Azure Site Recovery が、コントロール プレーンとして RCM 使用する、VMware to Azure へのディザスター リカバリー シナリオに 対してマルチ アプライアンスをサポート
  • Azure Backup が、SQL CRR を用いた targetPhysicalPath 問題を修正
  • Azure Backup が SQL ワークロード用の保護の無効化を修正
  • Azure Backup が、最新のリリースで CMK プロパティを設定する際の不具合を解決
  • Azure Backup が、register-azrecoveryservicesbackupcontainer コマンドのヘルプ テキストから特殊文字を削除

Az.Resources

  • カスタム シリアル化設定を確実に使用できるよう、逆シリアル化 JSON オブジェクトをシリアル化する JsonExtensions を利用 [#15552]
  • ‘Unsupported’ および ‘NoEffect’  変更タイプのサポートがデプロイメントの What-If コマンドレットに追加

Az.SecurityInsights

  • ‘Get-AzSentinelIncident’ パラメーターをアップデート
    • OData フィルタをサポートする ‘-Filter’ を追加
    • OData の順序付けをサポートする’-OrderBy’ を追加
    • デフォルトの 1000 件を超えるインシデントの取得をサポートする ‘-Max’ を追加

Az.Sql

  • サーバーからページネーションされた応答をサポートするよう、’Get-AzSqlDatabase’ の基礎となる実装を変更
  • ゾーン冗長インスタンスの作成と更新を有効にするよう、’ZoneRedundant’ パラメーターを ‘New-AzSqlInstance’ および ‘Set-AzSqlInstance’ を追加
  • ‘Get-AzSqlInstance’ によって返されるインスタンスのゾーン冗長性に関する情報が表示されるよう、マネージド インスタンス モデルに ZoneRedundant フィールドを追加
  • サーバーとデータベースの監査における AuditActionGroups 列挙型を拡張。 DBCC_GROUP、DATABASE_OWNERSHIP_CHANGE_GROUP、およびDATABASE_CHANGE_GROUP を追加
  • ‘Remove-AzSqlInstance’ に ‘AsJob’ フラグを追加
  • クロス サブネット更新 SLO をサポートするため、’Set-AzSqlInstance’ に ‘SubnetId’ パラメーターを追加
  • 最新の SDK バージョンにアップグレード

Az.Storage

  • 指定した Blob 上で Blob タグの取得/設定をサポート
    • ‘Get-AzStorageBlobTag’
    • ‘Set-AzStorageBlobTag’
  • Blob のアップロード/コピー中に、特定の Blob タグを用いた宛先 Blob の作成をサポート
    • ‘Set-AzStorageBlobContent’
    • ‘Start-AzStorageBlobCopy’
  • Blob タグ フィルター SQL 式を用いたコンテナー全体の Blob 一覧をサポート
    • ‘Get-AzStorageBlobByTag’
  • コンテナー内や Blob タグを含む Blob の一覧表示をサポート
    • ‘Get-AzStorageBlob’
  • Blob タグ条件を使用した blob 操作の実行や、Blob タグ条件が一致しない場合にコマンドレットを失敗するようサポート
    • ‘Get-AzStorageBlob’
    • ‘Get-AzStorageBlobContent’
    • ‘Get-AzStorageBlobTag’
    • ‘Remove-AzStorageBlob’
    • ‘Set-AzStorageBlobContent’
    • ‘Set-AzStorageBlobTag’
    • ‘Start-AzStorageBlobCopy’
    • ‘Stop-AzStorageBlobCopy’
  • 新しい API バージョンで Blob SAS トークンを生成
    • ‘New-AzStorageBlobSASToken’
    • ‘New-AzStorageContainerSASToken’
    • ‘New-AzStorageAccountSASToken’
  • クライアントとサーバーに時差がある場合の OAuth 資格情報での Blob Copy の失敗を修正 [#15644]
    • ‘Copy-AzStorageBlob’
  • 読み取り専用 SAS トークンで Data Lake Gen2 アイテムの削除が失敗する問題を修正
    • ‘Remove-AzDataLakeGen2Item’
  • Data Lake Gen2 アイテムの移動先の既存のチェックインを修正
    • ‘Move-AzDataLakeGen2Item’

Az.StorageSync

  • ‘Invoke-AzStorageSyncChangeDetection’ にパラメーター セットを追加
    • ファイル共有全体で変更検出をトリガーするために、-DirectoryPath および -Path パラメーターなしでコマンドレットを呼び出す
  • AzStorageSyncServerEndpoint の一部として権限のあるアップロード サポートを追加
  • クラウド エンドポイント オブジェクトにクラウド変更列挙ステータス情報を追加
  • さまざまな正常性プロパティのサーバー エンドポイント オブジェクトをアップデート
  • サーバーの現在の FQDN の表示をサポートするため、サーバー エンドポイントおよび登録済みサーバーオブジェクトに ‘ServerName’ プロパティを追加

Az.Websites

  • -Hostname の追加に失敗した際に有効な警告メッセージを返すよう、’Set-AzWebApp’ を修正 #9316
  • 応答内の CustomDomainVerificationId を返すために ‘Get-AzWebApp’ を修正 #9316

その他

プレビュー状態のモジュールは以下のとおり (各モジュールは個別にインストールする必要がある)。

  • Az.BotService 0.3.1
  • Az.Confluent 0.2.0
  • Az.DataBox 0.2.0
  • Az.DataProtection 0.3.0
  • Az.PostgreSql 0.7.0
  • Az.ProviderHub 0.2.0
  • Az.Purview 0.1.0
  • Az.Synapse 0.15.0

コミュニティの貢献者に感謝

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参考サイト

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