2020/02/18 (現地時間) に Azure PowerShell – Az モジュール v3.5.0 がリリースされました。
- Release 3.5.0 · Azure/azure-powershell · GitHub
https://github.com/Azure/azure-powershell/releases/tag/v3.5.0-February2020
Azure PowerShell – Az モジュール v3.5.0 について、MSI インストーラー (x64)、(x86)、および PowerShell Gallery 経由で入手、適用可能となっています。
Azure PowerShell – Az モジュール v3.5.0 をインストールおよびインポート後、バージョンが v3.5.0 となっていることが確認できます。
Az モジュール v3.5.0 について (意訳)
- Azure PowerShell – Az モジュール v3.5.0 インストーラー (x64) : リンク
- Azure PowerShell – Az モジュール v3.5.0 インストーラー (x86) : リンク
- Gallery Module for ARM .NET Standard コマンドレット : リンク
- Az 3.0.0 への移行ガイド : リンク
PowerShell Gallery から Az をインストールする場合、次のコマンドを実行します :
Install-Module -Name Az -Repository PSGallery -Force
古い Az のバージョンからアップデートする場合、次のコマンドを実行します :
Update-Module -Name Az
リリース ノート
Az.Accounts
- SubscriptionId、TenantId、および実行時間をクライアント サイド テレメトリのデータに追加
Az.Automation
- New-AzAutomationSoftwareUpdateConfiguration のリファレンス ドキュメントの例 1 の誤字を修正
Az.CognitiveServices
- SDK 7.0 にアップデート
- サーバーが空のボディを応答するときのエラー メッセージを改善しました
Az.Compute
- アップデート中に ProximityPlacementGroupId に空の値を許可
Az.FrontDoor
- WAF で使用できるマネージド ルール定義を取得するコマンドレットを追加
Az.IotHub
- Iot Hub でデバイスを管理するサポートを追加。新しいコマンドレットは次のとおり :
- Add-AzIotHubDevice
- Get-AzIotHubDevice
- Remove-AzIotHubDevice
- Set-AzIotHubDevice
Az.KeyVault
- Add-AzKeyVaultKey.md にて、重複しているテキストを修正
Az.Monitor
- Get-AzLog コマンドレットの概要を修正
- ActionGroupId という新しいパラメーターを New-AzMetricAlertRuleV2 コマンドに追加
- ActionGroupId(string)、もしくは ActionGorup(ActivityLogAlertActionGroup) のどちらかを提供可能
Az.Network
- New-AzPrivateLinkService コマンドレットのパラメーター -EnableProxyProtocol に追加のパラメーター ノートを 1 つ追加
- Start-AzVirtualNetworkGatewayConnectionPacketCapture.md および Start-AzVirtualnetworkGatewayPacketCapture.md にて、FilterData の例を修正
- Start-AzVirtualNetworkGatewayConnectionPacketCapture.md および Start-AzVirtualnetworkGatewayPacketCapture.md にて、すべての内部および外部パケットをキャプチャするためのパケット キャプチャの例を追加
- VNet ファイアウォールで Azure ファイアウォール ポリシーをサポート
- 新しいコマンドレットは追加されません。 VNet ファイアウォールのファイアウォール ポリシーの制限を緩和する
Az.RecoveryServices
- SQL データベース ファイルとしての復元サポートを追加
Az.Resources
- リファクタリングされたテンプレート展開コマンドレット
- 管理グループで展開を管理するための新しいコマンドレットを追加 :
- *-AzManagementGroupDeployment
- テナント スコープで展開を管理するための新しいコマンドレットを追加 :
- *-AzTenantDeployment
- サブスクリプション スコープで特に機能するようにリファクタリングされた *-AzDeployment コマンドレット
- *-AzDeployment コマンドレット用に作成されたエイリアス *-AzSubscriptionDeployment
- 管理グループで展開を管理するための新しいコマンドレットを追加 :
- パラメーター AvailableToOtherTenants が設定されていない場合の Update-AzADApplication を修正
- AmbiguousParameterSetException を避けるため、ApplicationObjectWithoutCredentialParameterSet を削除
- ヘルプ ファイルを再生成
Az.Sql
- マネージド インスタンスでのクロス サブスクリプション point-in-time 復元のサポートを追加
- 既存の SQL マネージド インスタンス ハードウェア生成の変更のサポートを追加
- Update-AzSqlServerVulnerabilityAssessmentSetting のヘルプ例を修正:
- parameter/property output – EmailAdmins
Az.SqlVirtualMachine
- 可用性グループ リスナーのコマンドレットを追加
Az.StorageSync
- Invoke-AzStorageSyncCompatibilityCheck でサポートされている文字セットをアップデート
参考
- Azure/azure-powershell: Microsoft Azure PowerShell
https://github.com/Azure/azure-powershell - Releases – Azure/azure-powershell – GitHub
https://github.com/Azure/azure-powershell/releases - PowerShell Module Browser | Microsoft Docs
https://docs.microsoft.com/en-us/powershell/module/?WT.mc_id=AZ-MVP-4038156 - Azure PowerShell – Az モジュール v3.0.0 がリリースされました | 焦げlog
https://kogelog.com/2019/11/05/20191105-01/ - Azure PowerShell – Az モジュール v3.1.0 がリリースされました | 焦げlog
https://kogelog.com/2019/11/27/20191127-01/ - Azure PowerShell – Az モジュール v3.2.0 がリリースされました | 焦げlog
https://kogelog.com/2019/12/17/20191217-01/ - Azure PowerShell – Az モジュール v3.3.0 がリリースされました | 焦げlog
https://kogelog.com/2020/01/07/20200107-01/ - Azure PowerShell – Az モジュール v3.4.0 がリリースされました | 焦げlog
https://kogelog.com/2020/02/06/20200206-01/