Azure PowerShell – Az モジュール v5.9.0 がリリースされました

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2021/05/04 (現地時間) に Azure PowerShell – Az モジュール の最新版である v5.9.0 がリリースされました。

Azure PowerShell – Az モジュール v5.8.0 について、MSI インストーラー (x64)、(x86)、および PowerShell Gallery 経由で入手、適用可能となっています。

Azure PowerShell – Az モジュール v5.9.0 をインストールおよびインポート後、バージョンが v5.9.0 となっていることが確認できます。

Az モジュール v5.9.0 について (意訳)

  • Azure PowerShell – Az モジュール v5.9.0 インストーラー (x64) : リンク
  • Azure PowerShell – Az モジュール v5.9.0 インストーラー (x86) : リンク
  • Gallery Module for Azure PowerShell : リンク

PowerShell Gallery から Az をインストールする場合、次のコマンドを実行します :

 Install-Module -Name Az -Repository PSGallery -Force 

古い Az のバージョンからアップデートする場合、次のコマンドを実行します :

 Update-Module -Name Az 

Docker イメージ

  • mcr.microsoft.com/azure-powershell:latest
  • mcr.microsoft.com/azure-powershell:ubuntu-18.04
  • mcr.microsoft.com/azure-powershell:5.9.0-ubuntu-18.04
  • mcr.microsoft.com/azure-powershell:debian-9
  • mcr.microsoft.com/azure-powershell:5.9.0-debian-9
  • mcr.microsoft.com/azure-powershell:centos-7
  • mcr.microsoft.com/azure-powershell:5.9.0-centos-7
  • mcr.microsoft.com/azure-powershell:alpine-3.10
  • mcr.microsoft.com/azure-powershell:5.9.0-alpine-3.10
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リリース ノート (5.9.0 – May 2021)

Az.Aks

  • ‘Set-AzAksCluster’ で ‘AcrNameToAttach’  のサポートを追加 [#14692]
  • ‘AcrNameToDetach’ で ‘Set-AzAksCluster’ のサポートを追加 [#14693]
  • 既存 AKS クラスターの ServicePrincipal をリセットするために、’Set-AzAksClusterCredential’ を追加

Az.Automation

  • ユーザー割り当て ID と PublicNetworkAccess フラグのサポートを追加

Az.Cdn

  • 新しい AFD Premium / Standard SKU をサポートするコマンドレットを追加

Az.Compute

  • 2 パス (AAD 入力パラメーターのあるバージョン)からシングル パス(AAD 入力パラメーターのないバージョン)への ADE 拡張の移行をサポートするよう、’Set-AzVMDiskEncryptionExtension’ コマンドレットをアップデート
    • 移行ワークフローをトリガーするためのスイッチ パラメーター ‘-Migrate’ を追加
    • 2 パス ADE からの移行後に障害が発生した VM の回復ワークフローをトリガーするためのスイッチ パラメーター ‘-MigrationRecovery’ を追加

Az.DataFactory

  • Data Factory にユーザー割り当て ID を追加
  • ADF .Net SDK version 4.18.0 にアップデート

Az.FrontDoor

  • 自分の証明書の自動ローテーションをサポートするよう、Enable-AzFrontDoorCustomDomainHttps の SecretVersion パラメーターをオプションとして許可

Az.KeyVault

  • 現在のバージョンが無効になっている場合の ‘Get-AzKeyVaultSecret-IncludeVersions’ の不具合を修正 [#14740]
  • パージされたシークレットをアップデートするする際のエラー コードとメッセージを表示 [#14800]

Az.RecoveryServices

  • Azure to Azure プロバイダーの NIC ごとの複数 IP  に対する AzureSiteRecovery サポート
  • VMware to Azure および HyperV to Azure プロバイダー向けの SqlServerLicenseType に対する AzureSiteRecovery サポート
  • Azure Site Recovery support for Availability set for VMware to Azure and HyperV to Azure providers.
    VMware to Azure および HyperV to Azure プロバイダーに設定された可用性に対する AzureSiteRecovery サポート
  • VMware to Azure および HyperV to Azure プロバイダー向けの TargetVmSize に対する AzureSiteRecovery サポート
  • VMware to Azure および HyperV から Azure プロバイダーの ResourceTagging に対する AzureSiteRecovery サポート
  • Azure to Azure プロバイダーの仮想マシン スケールセットに対する AzureSiteRecovery サポート
  • アンマネージド ディスク VM をマネージド ディスクとして復元するためのサポートを追加

Az.Resources

  • ‘New-AzRoleAssignment’ のパラメーター ‘ObjectType’ を追加

Az.ServiceFabric

  • Service Fabric リソース プロバイダー API バージョン 2021-05-01 を使用する Service Fabric Managed Cluster SDK バージョン 1.0.0 を用いるよう、Managed Cluster コマンドをアップグレード
  • ‘New-AzServiceFabricManagedCluster’ にパラメーター UpgradeCadence と ZonalResiliency を追加
  • ‘New-AzServiceFabricManagedNodeType’ にパラメーター DiskType、VmUserAssignedIdentity、IsStateless、Multiple PlacementGroup を追加
  • ‘New-AzServiceFabricManagedClusterService’ および ‘Set-AzServiceFabricManagedClusterService’ は、非推奨のパラメーターをマーク
    • InstanceCloseDelayDuration、DropSourceReplicaOnMove、およびServiceDnsName は非サポート

Az.ResourceMover

  • ‘Az.ResourceMover’ モジュールが一般提供 (GA)

Az.Storage

    • KeyExpirationPeriod および SasExpirationPeriod でストレージ アカウントの作成/アップデートをサポート
      • ‘New-AzStorageAccount’
      • ‘Set-AzStorageAccount’
    • keyvault 暗号化を用いたスト​​レージ アカウントの作成/アップデートと、ユーザーが割り当てた ID を使用した keyvault へのアクセスをサポート
      • ‘New-AzStorageAccount’
      • ‘Set-AzStorageAccount’
    • ストレージ アカウントの作成で EdgeZone をサポート
      • ‘New-AzStorageAccount’
    • 不変 blob を削除した際に誤ったメッセージが表示される問題を修正
      • ‘Remove-AzStorageAccount’
    • キー バージョンをクリーンアップし、キーの自動ローテーションを有効にすることにより、ストレージ アカウントのKey Vault プロパティのアップデートが可能に [#14769]
      • ‘Set-AzStorageAccount’
    • 今後のコマンドレットの重大な変更に対する警告メッセージを追加
      • ‘Remove-AzRmStorageShare’
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参考 URL

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