Azure PowerShell v6.12.0 がリリースされました

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Azure PowerShell v6.12.0 (2018/11/06 (現地時間)) がリリースされました。

 Azure PowerShell v6.12.0 について、MSI インストーラー (x64)、(x86)、および PowerShell Gallery モジュール経由で入手、適用可能となっています。

Azure PowerShell v6.12.0 をインストールおよびモジュール インポート後、AzureRM モジュールのバージョンが v6.12.0 となっていることが確認できます。


Azure PowerShell v6.12.0 について (意訳)

  • Azure PowerShell v6.11.0 インストーラー (x64) : リンク
  • Azure PowerShell v6.11.0 インストーラー (x86) : リンク
  • ARM コマンドレットに対する Gallery モジュール : リンク

PowerShell Gallery から AzureRM をインストールする場合、次のコマンドを実行します :

 Install-Module -Name AzureRM -Repository PSGallery -Force 

古い AzureRM のバージョンからアップデートする場合、次のコマンドを実行します :

 Update-Module -Name AzureRM 

前回のリリースからの変更点

前回のリリースからの変更点 : v6.11.0-October2018…v6.12.0-November2018

AzureRM.Profile

  • ClientRuntime の最新バージョンを使用するため、共通コードを更新
  • コマンドレット Connect-AzureRmAccount のパラメーター TenantId を Tenant に変更、および TenantId のエイリアスを追加
  • Connect-AzureRmAccount における TenantId の説明を更新
  • テナント ドメインを提供する際、ログイン失敗のエラー メッセージを修正
  • テナントにサブスクリプションがないアカウントのコンテキスト名における衝突問題を修正
  • MSI 使用時に DataLake エンドポイントの問題を修正
  • 接続されていない場合に ‘Disconnect-AzureRmAccount’ がスローする問題を修正

AzureRM.Automation

  • コマンドレット DLL ファイル名を Microsoft.Azure.Commands.Automation.dll に変更

AzureRM.CognitiveServices

  • Get-AzureRmCognitiveServicesAccountSkus 操作を追加

AzureRM.Compute

  • Add-AzureRmVmssVMDataDisk および Remove-AzureRmVmssVMDataDisk コマンドレットを追加
  • Get-AzureRmVMImage が AutomaticOSUpgradeProperties を表示
  • SetAzureRmVMChefExtension -BootstrapOptions および -JsonAttribute オプションの値が json 形式で設定されていなかったのを修正

AzureRM.DataLakeStore

  • DataLake パッケージが 1.1.10 にアップデート
  • デフォルトの同時実行にマルチスレッド処理を追加

AzureRM.Insights

  • #7267 (Autoscale area) を修正
    • 列挙されたパラメーターを適切に設定しない新しいオートスケール ルール作成時の問題 (常にデフォルト値に設定)
  • #7513 [Insights] Set-AzureRMDiagnosticSetting requires explicit specification of categories during creation of setting を修正
    • このコマンドレットは、作成中に有効にするカテゴリの明示的な表示は必要ない (ドキュメント化されているとおりに動作する)。

AzureRM.Network

  • 次のコマンドレットに対して PeeringType を必須パラメーターに変更 :
    • Get-AzureRmExpressRouteCircuitRouteTable
    • Get-AzureRmExpressRouteCircuitARPTable
    • Get-AzureRmExpressRouteCircuitRouteTableSummary
    • Get-AzureRMExpressRouteCrossConnectionArpTable
    • Get-AzureRMExpressRouteCrossConnectionRouteTable
    • Get-AzureRMExpressRouteCrossConnectionRouteTableSummary

AzureRM.PolicyInsights

  • ポリシーを修正するコマンドレットを追加

AzureRM.RecoveryServices.Backup

  • Recovery Services に対して Azure ファイル共有のサポートを追加

AzureRM.Resources

  • #7402 の修正
    • ‘Get-AzureRmResource’ の ‘-ResourceId’ パラメーターを用いたリソースの一覧化を許可

AzureRM.ServiceBus

  • 移行状態を知るのに役立つ PSServiceBusMigrationConfigurationAttributes に MigrationState 読み取り専用プロパティを追加

AzureRM.ServiceFabric

  • Linux Vmss への証明書の追加を修正
  • ‘Add-AzureRmServiceFabricClusterCertificate’ の修正
  • Vmss CreateOrUpdate 操作を開始する前に、クラスタ構成を更新するため ‘Update-AzureRmServiceFabricDurability’ を修正

参考

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